「生涯通して国民に奉仕」チャールズ新国王が演説 都内大使館では女王の肖像画持参も(2022年9月10日)

「生涯通して国民に奉仕」チャールズ新国王が演説 都内大使館では女王の肖像画持参も(2022年9月10日)

「生涯通して国民に奉仕」チャールズ新国王が演説 都内大使館では女王の肖像画持参も(2022年9月10日)

 新たなイギリス国王となったチャールズ3世が初めて国王として演説しました。国民には「生涯を通じて奉仕していく」と語り掛け、亡くなった母、エリザベス女王には「ママ、ありがとう」と感謝を述べました。

 チャールズ新国王:「私は生涯を通して皆さんに忠誠心、敬意、愛を持って奉仕していきます」

 国王として初めて演説を行ったチャールズ新国王。語られたのは母・エリザベス女王への愛でした。

 チャールズ新国王:「パパのもとへ旅立つ愛するママに、ただ、ありがとうと言いたい」

 エリザベス女王の突然の訃報は世界中を悲しみに包んでいます。

 イギリス各地では砲兵部隊などが女王の年齢と同じ96発の空砲を撃ち、追悼しました。

 96発すべてが撃ち終わると集まった市民からは拍手が起こり、女王への敬意が示されました。

 悲しみの声は日本でも。

 献花に訪れた日本人:「エリザベス女王のことを本当に敬愛していたので、家にいつも飾ってあった写真と肖像画を持ってきました」「お洋服がいつも鮮やかで、いつも『きれいな服だね』言いながら見てました」

 日本在住:「かなりつらいです。私の人生というか、子どものころから彼女は象徴的な存在でした」

 国葬までの日程を確認します。

 現在、調整が進められていますが、バルモラル城にあるエリザベス女王の棺は11日にも、スコットランドの首都・エディンバラに運ばれ、王室関係者が参列する通夜などが行われる予定です。

 13日には、バッキンガム宮殿のあるロンドンに移され、その後、国会議事堂に安置されたのち一般市民の弔問を受け付けるということです。

 そして19日ごろ、ロンドン中心部のウエストミンスター寺院で国葬が行われる予定です。

 その国葬については、政府関係者によりますと、日本から天皇陛下が参列される方向で調整していることが分かりました。

 また、岸田総理大臣も参列を検討していて、アメリカのバイデン大統領も参列する意向を示しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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