母子殺害 ブラジル人夫代理人「日本への移送ない」(2022年9月10日)

母子殺害 ブラジル人夫代理人「日本への移送ない」(2022年9月10日)

　大阪・堺市で妻と子供を殺害した疑いで国際指名手配されているブラジル人の夫の代理人がANNの取材に応じ「身柄が日本に送られることはない」と明言しました。

　バルボサ容疑者の代理人：「身柄引き渡しとなる可能性はゼロです。バルボサはブラジル生まれです。ブラジルにいる限り、彼を裁くのはブラジルの司法です」

　バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者（33）の代理人は9日、国際指名手配を受けて警察に出頭する考えはあるものの、裁判はブラジル国内で行われるべきだとの考えを示しました。

　ブラジルの法律では、自国民の引き渡しが禁止されていて、日本政府が要請をした場合でも引き渡しが行われる可能性は低いとみられています。

　林禎二駐ブラジル大使：「日本の警察が日本時間きのう、国際指名手配したと連絡を受けております」

　日本の駐ブラジル大使は9日、今後についての詳細は控えるとしたうえで「両国の警察は協力関係にあり、必要であれば、しっかり協力できる」と強調しました。
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