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子どもの命守る取り組み 園児に「クラクションの鳴らし方」訓練(2022年9月8日)
万が一に備えて子どもたちが取り組んだ訓練とは。
2年続けて幼い命が奪われた、痛ましい事故…。万が一の時、命を守るため、子どもたちに“あること”を教える動きが広がっています。
先生:「車の中でもし一人になってしまったらどうする?」
園児:「プップー!」
千葉県佐倉市の幼稚園。教えているのは「クラクションの鳴らし方」です。
臼井幼稚園・志田裕美子園長:「実は去年の(福岡での)事故の時に、保護者に『こういうことを家庭でやっている』と聞いた。こういう事故自体ありえないと思ったので、その時はそうだなと思ったが、(福岡と静岡)2回続けてあったので子どもに自分の命を守ってもらいたい、できることがあればやりたい」
車に閉じ込められた時、クラクションを鳴らして、外に知らせるように訓練します。
園児:「(Q.車で一人になったらどうする?)運転手さんが座っているところにラッパのマークが付いてるの」
先生:「ラッパのマークを鳴らすのは困った時だけでいたずらで鳴らさないように」
いつもなら怒られること。初めて触れる子も多く、なかなかうまくいかない場合も。
もっと小さな子や、赤ん坊の場合はどうすれば良いのでしょうか。
その解決策として、期待されている最新テクノロジーがあります。
三洋貿易・堀内登志徳さん:「置き去りにされた子どもがいる場合、検知して、車外の大人に知らせる」
それは、ルクセンブルクの企業が開発したレーダーセンサー。車から降りてロックを掛けると、天井に設置したセンサーが、車内にいる子どもを検知。
クラクションを鳴らし、スマートフォンにも知らせがくるというシステムです。
三洋貿易・堀内登志徳さん:「毛布を被っている乳児でも検知できるほどの精度。アメリカではすでに実績があり、クールバスで採用されている」
バス用のタイプから順に、来年以降の国内導入を目指しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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