「黙ってろ」国葬反対に自民道議 謝罪も撤回せず 岸田総理が「経緯&費用」説明へ(2022年9月7日)
安倍元総理の国葬を巡って岸田総理大臣が8日、国会で費用などについて説明することになりました。こうしたなか、国葬に反対する声に対して「黙ってろ」と投稿した北海道の自民党議員がANNの取材に応じました。
あの自民党議員が取材に応じました。
安倍元総理の国葬を巡り、ツイッターに投稿した道見泰憲北海道議です。
道見泰憲議員のツイッター:「国葬に反対する方々にお伝えしたい…。分かったから…。賛成して欲しいとか野暮なことは言わないから…だからもう黙ってろ」
どういう意図で投稿したのか…。
番組が依頼したカメラ撮影に応じなかったものの道見議員は記者の質問に、こう答えました。
道見泰憲北海道議:「ツイートは思想信条に基づくもので撤回や削除をするつもりはありません。投稿は特定の人とのやり取りのなかで出た話で、不快な思いをさせたのは申し訳ない」
「反対する方々に」は“特定の人”で、「黙ってろ」は思想信条に基づくものだということです。
ただ、投稿については自民党の幹部も…。
自民党・遠藤利明総務会長:「もしそういう報道が事実だとしたら大変、不見識で政治家の発言としては不適切」
国葬を巡っては、各社の世論調査で反対が賛成を上回っています。
岸田文雄総理大臣:「政権の初心に帰って、丁寧な説明に全力を尽くしていく」
どのような説明が聞かれるのでしょうか。
野党は先月、憲法に基づく臨時国会の召集を要求したものの与党は、これまで応じていません。
岸田総理大臣:「国会の場で、閉会中審査の形で私自身が出席をし」
衆院議院運営委員会は今月7日の理事会で岸田総理、松野官房長官が出席する閉会中審査を8日の議員運営委員会で行うことを決定しました。
ただ、この議院運営委員会は原則として各会派の持ち時間は5分です。
衆院議運委筆頭理事、自民党・盛山正仁議員:「(Q.与党側から各党並びのフラットな5分を提案?)再度、再度私から(5分と)提案をしました。しかし、野党の皆さんから5分という時間ではとても足りないということで、こういう結果になりました」
結果、立憲民主党が25分、日本維新の会が15分、他は自公を含めて10分ずつ質疑に立つことになりました。
衆院議運委筆頭理事、立憲民主党・笠浩史議員:「やはり岸田総理が(丁寧に説明すると)発言をしたから、全然、満足はできませんが一定時間、上乗せができたと思っています」
参院議院運営委員会でも8日、岸田総理が出席して閉会中審査が行われます。
安倍元総理が銃撃された現場には菅前総理の姿がありました。
27日に予定される国葬では、菅前総理が「友人代表」として追悼の辞を読むことになっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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