『忍者屋敷』テーマの民泊…海外客の予約ナシでも「諦めていない」入国緩和に期待(2022年9月7日)

『忍者屋敷』テーマの民泊…海外客の予約ナシでも「諦めていない」入国緩和に期待(2022年9月7日)

『忍者屋敷』テーマの民泊…海外客の予約ナシでも「諦めていない」入国緩和に期待(2022年9月7日)

新型コロナウイルスの水際対策が9月7日から緩和されました。飲食店や民泊施設からはインバウンド客の増加に期待する声が聞かれました。

 水際対策の緩和に伴い、9月7日から1日の入国者数の上限が2万人から5万人に引き上げられたほか、入国時に義務付けられていた陰性証明もワクチンの3回目接種を条件に免除、外国人観光客に義務付けられていた添乗員の同行も不要になりました。ただ航空券や宿泊先を自分で手配する個人旅行は解禁が見送られ、申請から発給まで数日かかるビザも必要となります。

 来日した人に話を聞きました。

 (ベトナムからの留学生)
 「前は書類やPCR検査をしないといけないのですごく厳しかったけど、きょうはよかったです」
 (タイからの留学生)
 「京都に行きます。個人的に旅行ができないとか」「今はルールが厳しいので(タイ人が旅行で来るのには)ちょっと面倒くさいかなと思います」
 (クロアチアから来た人)
 「(日本と比べて)ヨーロッパやアメリカはもっとオープンだ。日本もすべての規制をなくすべきだ」

 コロナ前はインバウンド客で賑わった大阪・ミナミ。9月7日も人通りは多いものの、目立つのは日本人で、海外の人の姿はまばらです。

 (台湾から来た観光客)
 「台湾から。(日本)好き、好き、大好き」
 (カンボジアから来た人)
 「買い物をしています。カンボジアと違ってすごく(街が)きれい」

 二度づけ禁止でお馴染みの串カツ店。多い時は1日数百人の外国人旅行者が来店していましたが今は10人程度だといいます。

 (串カツだるま道頓堀店 中嶋隆晴店長)
 「(入国緩和で)そこまで大きく増えないかなとは思うんですけれども、それでも1組でも増える分にはありがたい話ですので。徐々にでもいいので、せめて万博までには元に戻ってほしいかなと思います」

 インバウンドに力を入れてきた大阪市浪速区の民泊施設「LEGALIE日本橋東ANNEX」は…。

 (リテック営業本部 高井裕平さん)
 「昨年9月にオープンした“忍者屋敷”をコンセプトにしたお部屋となっております。いくつか仕掛けがございまして、普通の壁に見えるんですけど押していただくと“どんでん返し”になっております」

 外国人向けに忍者屋敷をテーマにした民泊などを経営するリテック。去年も市内で2軒目となる忍者屋敷民泊をオープンするなど強気の戦略をとってきましたが…。

 (リテック・営業本部 高井裕平さん)
 「(Q海外の客からの予約は?)現状はないですね」

 開業以来“忍者部屋”の利用はゼロ。水際緩和の動きに期待を寄せます。

 (リテック・営業本部 高井裕平さん)
 「『どんでん返し』もそうですし、『掛け軸の裏』とか(の仕掛け)は普通のお部屋ではなかなか体験できないような仕様になっていますので、ぜひ海外の方、海外のお子さまにも楽しんでいただけたらなと思っています。インバウンドが戻ってくれば、インバウンド向けに振り切って運営を続けたいと思っています。(Qインバウンドは諦めていない?)はい、諦めていないですね」

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