【日本画の巨匠】木島櫻谷の子孫も知らない『障壁画』発見 各地の要素入れた理想郷か(2022年9月7日)
明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家・木島櫻谷が100年以上前に描いた「障壁画」が京都で見つかりました。今年11月から特別公開されます。
見上げるような高い山。漁を終え竿を背負って海辺を歩く漁師の姿。京都市左京区の南禅寺の塔頭「南陽院」で見つかったこの障壁画は、近代の京都画壇を代表する日本画家・木島櫻谷(1877~1938年)が描きました。
ここ数年で再評価が進み海外からも注目を集める櫻谷ですが、これまでに障壁画の存在は子孫を含め知られていませんでした。障壁画は1910年(明治43年)に描かれたもので、櫻谷が旅で訪れた各地の風景の要素を取り入れた“理想郷”とみられるということです。
(発見した泉屋博古館 実方葉子学芸部長)
「(Q発見時は?)見たことのないような山水画の大作が目の前に広がりまして、そろってこちらの寺で見られるということはすごく感動的でした」
特別展「木島櫻谷-山水夢中-」として、障壁画は11月3日から南陽院で特別公開されます。
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