【東京オリ・パラ汚職】KADOKAWA元専務ら贈賄の疑いで逮捕…本社の家宅捜索続く
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、東京地検特捜部は出版大手「KADOKAWA」の元専務らを贈賄の疑いで逮捕しました。
KADOKAWA本社に入った特捜部の家宅捜索は、午後1時頃現在も続いています。
贈賄の疑いで逮捕されたのは、「KADOKAWA」の元専務・芳原世幸容疑者ら2人です。特捜部によりますと、芳原容疑者らは、大会スポンサーの選定などで有利になるよう高橋容疑者に依頼し、およそ6900万円を賄賂として渡した疑いがもたれています。「KADOKAWA」は大会スポンサーとして公式ガイドブックや公式プログラムを販売していました。
5日、取材に応じた「KADOKAWA」の角川歴彦会長は賄賂の認識を否定していました。
角川歴彦会長「（Q．賄賂を渡したという認識は？）全くありません。全くありません。そんなね、心が卑しくね、今まで50年も経営したことはないんですよ」
一方、特捜部は組織委員会・元理事の高橋治之容疑者を受託収賄の疑いで再逮捕した上、知人の男も逮捕しました。
東京五輪･パラ組織委元理事、高橋治之容疑者（78）「（Q．理事の立場で問題があるようなことはしていないですか？）してない」「（Q．不正なことはしていないですか？）してない」
特捜部は高橋容疑者への資金提供の全容解明を進めています。
（2022年9月6日放送）
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