やりたい放題の万引き男 売り物に盗品詰め込み…盗んだ服着て何度も犯行(2022年9月2日)
盗んだ服を着てまた万引き。驚きの犯行の一部始終です。
閉店の原因となったのが、この男。白いTシャツに黒い長ズボンといった“いで立ち”。
自分のバッグを無造作に置き、店内を物色する様は、一見普通の客にも見えます。しかし入店からわずか4分後、異変が。
集めた服を店の奥に持っていくと…。売り物であるカバンを手に取り…。なんと、次から次へ服を詰め込み始めたのです。
その後も何食わぬ顔で店内を見て回った男は、入店からおよそ7分。売り物のカバンを手に持ったまま、支払いを済ませた様子もなく、店を後にします。
万引きです。
古着店のオーナー・高橋雅巳さん：「（本来なら）商品についているタグをQRコードにかざして値段を（客に）打ち込んでもらってスマホで決済。本当に腹立たしいですね」
この万引きにはまだまだ続きがあります。犯行からおよそ20分、再び同じ男が現れました。
ハンガーラックの商品を数着手に取ると、まるでデジャブ。“また”商品のカバンに手を伸ばし、“また”服を詰め込みます。
1日に2度の万引き。ところがおよそ1時間30分後のことでした。男が3度現れたのです。よく見ると、それまでに盗んだ“カバン2つ”を持参。
改心し、返却しに来たのかと思いきや、そのつもりはなさそうです。なぜなら、男が着ているこの服。前回盗んだ“店の商品”です。
目を疑うような光景は、さらに繰り広げられます。服を選んだあと、盗んだカバン2つを床に置くと、手は別のカバンに…。計3つのカバンそれぞれに服を詰め込み、そのまま持ち去ってしまいました。
店は被害届を提出。しかし犯人が捕まらないまま、1週間が過ぎます。すると。あの男です。
前回盗んだ服をちゃっかり着て、4回目の犯行。今度は店に備え付けられたビニール袋2つに衣服、そして別のビニール袋に靴を2足押し込み、店を去ります。
悪夢は…、まだ終わりません。
同じ日。大胆さはさらに増し、辺りが明るくなったなか、男がやってきました。
およそ5時間前に盗んだ服、そして靴を着用し、5回目の犯行です。
古着店のオーナー・高橋雅巳さん：「（盗まれたのは）大体50点くらいで被害額は10万円…。そんなに利益も出ないので。まとめて盗まれてしまうとやめるしかない」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
