ポーランド ドイツに180兆円の賠償金請求へ 第二次世界大戦被害で|TBS NEWS DIG
ポーランドの与党党首は、第二次世界大戦でのナチス・ドイツによる被害総額の推計が日本円でおよそ180兆円にのぼるとしたうえで、ドイツ政府に賠償を請求する考えを明らかにしました。
ポーランド与党党首 ヤロスワフ・カチンスキ氏
「私たちはさらなる行動をとる決意をしました。ドイツと賠償金について交渉するという行動を」
ナチス・ドイツのポーランド侵攻開始から83年に当たる1日、ポーランドの与党党首・カチンスキ氏は、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによる被害総額の推計について、およそ6兆2200億ズロチ、日本円でおよそ180兆円にのぼると主張。
そのうえで、ドイツ政府に賠償を請求する考えを明らかにしました。
賠償金の大部分は「520万人を超えるポーランド国民の死に対するものだ」としています。
ドイツ政府は、ポーランドが1953年に賠償請求を放棄したため、請求権は消滅したとの立場です。
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