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東京の感染発表2000人超 「レベル1」でオミクロン対応続く
12日、これまでに全国で発表された新型コロナの新規感染者が4か月ぶりに1万人を上回りました。東京でも4か月ぶりに2000人を超えています。
12日、東京都が発表した新たな感染者は2198人。先週水曜日の5.6倍で、1週間平均でみた一日あたりの新規感染者は1000人を上回りました。全国の新規感染者の発表も、12日はこれまでに1万2000人を超えています。
新型コロナに感染した人の検体の遺伝子を解析して、オミクロン株かどうかを調べている東京都の施設。ここでオミクロン株が最初に確認されたのは先月16日でした。解析を始めた当初、オミクロン株の割合はおよそ4%でしたが、直近の1週間では8割近くに上っています。オミクロン株の急拡大に、東京の医療現場は・・・
石川島記念病院 重田洋平院長
「先週の木曜日から急激に拡大している。毎日1人から2人ずつ入院がきていますので」
去年9月にリハビリ専門病院からコロナ専門病院に転換したこちらの病院では、18ある病床のうち10床はすでに埋まったといいます。
石川島記念病院 重田洋平院長
「入院の患者の率が低いとされているが、(デルタ株の)第5波より(オミクロン株で)相当数、多くの患者が発生すると、医療のひっ迫は起きてしまう可能性は高い」
オミクロン株にどう対応していくのか。第5波のあとに作られた政府の指標においては、いまだ「まん延防止措置」の対象とならない「レベル1」に据え置いている東京都。小池知事は国に対し、レベルを設定する基準をオミクロン株の特性にあわせて見直すよう求めています。
12日、1700人台の感染を発表した大阪府は・・・
大阪府 吉村洋文知事
「陽性者の数が非常に増えるとなると、これは濃厚接触者の数も非常に増えてくる。その間、仕事ができなくなる。医療関係者やエッセンシャルワーカーで増えると、医療機関を含めて、社会のインフラに大きな支障が生じる」
日本医師会の中川会長も、オミクロン株に合わせた対応が必要だと訴えました。
日本医師会 中川俊男会長
「社会全体の機能を維持する観点から、オミクロン株の病原性を踏まえて、濃厚接触者の就労制限・外出自粛の考え方を再検討する必要があります」
感染力の強いオミクロン株の拡大を少しでも抑えるために厳しくされてきた濃厚接触者の行動制限。エッセンシャルワーカーの人手不足を防ぐために緩和すべきなのか、難しい選択を迫られています。(12日17:04)



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