【神社改修の積立金】地域住民から集金も “代表”が口座から… 富山
富山市にある神社の改修工事をするため、地域住民から集めた積立金、約1800万円がなくなっていました。着服をしていたのは住民でつくる改修委員会の会長の男性で、行方が分からなくなっています。
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辺りを木に囲まれた小高い場所に建つ神社をめぐって、地域住民が怒りをあらわにする事態が起きています。
地域住民
「怒り心頭というか、住民全員そうだと思う」
富山市小長沢地区にある若宮八幡社の拝殿の改修工事をするため、地域住民から集めた積立金がなくなっていることが分かったのです。その金額は約1800万円です。
拝殿の改修費は総額2000万円を超える見込みで、地域の約110世帯からそれぞれ原則25万円ずつ集金して、支払う予定になっていました。しかし、改修業者から今年6月、未払いが続いていると連絡がありました。通帳を調べたところ、約4年間にわたり、口座から現金が少しずつ引き出されていました。
一体誰が引き出したのか。着服したと認めたのは、なんと住民でつくる改修委員会の会長の男性でした。関係者によると、会長は「ギャンブルに使った」という趣旨の話をしているといいます。
住民が心配するのは当然、「横領された金額の補てんをどうするのか」ということです。
会長は連絡がとれるものの、いる場所は分からず、今月27日に自宅を訪ねると――
会長の家族
「いつも来とるけど、きょうはちょっと(いない)。信じられない」
――周りの人に対してどのような気持ち?
会長の家族
「申し訳ないというか、今まで一生懸命にやっていたので」
神社では、9月3日に完成式が行われる予定でしたが中止になりました。自治会は今後、警察へ被害届を提出することにしています。
(2022年8月30日放送「news every.」より)
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