【台風11号】“非常に強い” 31日にかけて最接近…大東島地方で記録的な暴風となるおそれ
沖縄気象台が会見を開き、非常に強い勢力の台風11号について、大東島地方では記録的な暴風となる上、その後、台風の速度が遅くなるため、沖縄では長期間にわたって影響をうけるとして厳重な警戒を呼びかけています。
沖縄気象台 金城康広予報課長「大東島地方では台風接近に伴い、50メートルの猛烈な風が吹き、一部住家の倒壊等のおそれがあります」
沖縄気象台によりますと、31日にかけて台風が最接近する大東島地方では、最大風速50メートルの猛烈な風が予想され、記録的な暴風となるおそれがあります。また、台風の進路によっては、沖縄本島地方で31日から、先島諸島では9月1日から5日にかけて、猛烈な風が吹くおそれがあります。
台風は今後、発達しながら沖縄の南を速度を落としてゆっくりと進むため、長い時間台風の影響をうけるおそれがあるということです。
31日の波の高さは、大東島地方で9メートル、沖縄本島地方でも7メートルが予想され、それ以降も沖縄の海では大しけの状態が続く見込みです。気象台は、早めの避難行動を呼びかけています。
(2022年8月30日放送)
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