「核なき世界」目指す枠組みに打撃…NPT、ロシアの反対により最終文書を採択出来ず|TBS NEWS DIG
アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれているNPT=核拡散防止条約の再検討会議は、ロシアの反対により最終文書を採択出来ませんでした。
記者
「最後の全体会合の開始時間を迎えましたが、会合はいっこうに始まる気配を見せません」
4時間半近く遅れて始まった全体会合で、スラウビネン議長は「ある1か国がきょう反対の意思を示した。核戦争の可能性が高まる中、残念でならない」と述べました。
ロシアの代表は「露骨な政治的表現に反対する。複数の段落について変更する必要がある」などと主張。関係者によりますと、ロシアが占領するウクライナのザポリージャ原発をめぐる表現に最後まで不満を示していたということです。
前回に続く2回連続の決裂はNPTの発効以来初めてで、「核なき世界」を目指すNPT体制への信頼が揺らぎかねない事態となっています。
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