“エコバッグ持参”のギョーザ泥棒 支払ったフリで…犯行一部始終(2022年8月26日)
エコバッグ持参の餃子泥棒。防犯カメラが捉えた犯行の手口とは。
餃子研究所・藤嶋慎太郎社長:「許せないですよね。本当に腹立たしいです」
餃子の無人販売所に現れた男。
まずは、きちんと手を消毒して商品棚に向かいます。
肩に掛けているエコバッグに餃子を4パック入れ、お会計へ。
リュックから財布を取り出すと…。よく見ると手にお金は持っていません。料金箱に入れるふりをしていました。
餃子研究所・藤嶋慎太郎社長:「来ていきなり自分のバッグに商品を入れるっていう人は怪しいですよね。それを入れてるのを体で隠して、何個入れてるか分からない形。怪しい行動をとってるっていうのは明らか」
実は、同じような服装の餃子泥棒がこの店に来るのは初めてではありません。
13日の朝4時すぎ、外はまだ暗い時間帯ですが、同じバッグを持った男が現れます。
餃子4パックをエコバッグに入れ、またお金を入れるふり。
店の被害はわずか2週間で5回。
餃子研究所・藤嶋慎太郎社長:「1回やってうまくいったから味を占めて来たんだろうと」
被害に遭った会社は警察に被害届を提出。
店内には、男の服装などを記した貼り紙も掲示しました。
その4日後…。現れた男は餃子をバッグに入れると、目線の先は貼り紙に。しっかりと読んでいるのが分かります。
それでも躊躇(ちゅうちょ)なくいつも通り入れるふり。堂々と店を後にしました。
社長が警察署で現場検証について、話をしている最中の犯行でした。
餃子研究所・藤嶋慎太郎社長:「あと1時間くらい早く来ていれば鉢合わせしていたので、なんちゅうタイミングだろうなという感じ。悔しいですよね」
この無人販売所で盗まれた餃子は19パック。被害総額は1万円に上ります。
店では今後、防犯カメラの増設やポスターを貼るなどして、対策を強化していくということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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