「遭難一歩手前」避難小屋“登山者に苦言”投稿 真意は(2022年8月25日)

「遭難一歩手前」避難小屋“登山者に苦言”投稿 真意は(2022年8月25日)

「遭難一歩手前」避難小屋“登山者に苦言”投稿 真意は(2022年8月25日)

 澄んだ空気、広がる大自然と絶景。多くの人を魅了してやまないもの…それが、「山」。

 この時期、夏休みを使い登山に行く、という人もいるのでは。

 そんななか、登山者へのこんなツイートが話題となりました。

 ツイート:「ぞくぞく避難してきます、遭難一歩手前の登山者ばかりです」「これからぞくぞく来るでしょう。何日も前から情報を発信してますが、今、山を歩いている方たちは天気予報を見ているのかと疑ってしまいます」

 投稿したのは、標高3000メートルを超える南アルプスの「赤石岳避難小屋」の管理人・榎田善行さん。

 赤石岳避難小屋管理人・榎田善行さん:「(山では)予想外の雨と風にやられてきちゃうって方も多いもんですから、ある程度は仕方がないことだと思ってるんですけど、明らかに天気が悪いのに強引に突っ込んでくるっていうのは、ちょっとどうしたもんかなとは思っています。ちゃんと天気予報を見てきてちょうだいっていうことです」

 実は、投稿の日の天気予報は「雨」。

 数日前には台風の被害もあり、日々、山の様子を発信していた榎田さんにとって、「なぜ」の思いがあったそう。

 しかし、その投稿が、物議に…。

 ツイッターの声:「山小屋って緊急時の避難場所じゃなかったっけ?」「山の天候は変わりやすいからなあ」「大勢来たら大変だろうけど救いの手も必要かと」

 こうした状況に、榎田さんは。

 赤石岳避難小屋管理人・榎田善行さん:「別に避難してくる方を中傷して怒っているわけじゃないですよ。もっと丁寧に書けば良かったんですけど」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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