1.5億円 保険金目的で殺害か 逮捕の決め手は「防犯カメラ捜査」(2022年8月25日)
去年7月、大阪府高槻市の住宅で女性の遺体が見つかった事件で、警察は女性の養子になった高井凜容疑者(28)を殺人などの疑いで再逮捕しました。
(小原隆史記者報告)
直子さんは高井容疑者を介して保険会社2社と契約を結んでいたことが分かりました。
そして受取人は当初、2社とも直子さんの母親だったということなんですが、事件が発生したころ高井容疑者が、受取人の変更の書類を偽造して、自分に変更していたということです。
警察が書類の筆跡鑑定をしたところ、書類に記載されていた直子さんの署名は高井容疑者が書いていたという結果が得られたということです。
(Q.発生から1年での逮捕となったが、今回、逮捕の直接的な決め手になったものは何だったのか?)
大変時間がかかったが、警察は死亡推定時刻の防犯カメラを丁寧に捜査して高井容疑者が当時住んでいた東京から直子さんの家まで、訪ねていっていることが特定できたというところが決め手になったということです。
また、司法解剖の鑑定によって他殺ということが分かっています。
現場は争った形跡がなく現金も残されていたということから、見ず知らずの犯行とは考えにくいといったことも、高井容疑者を逮捕する決め手となったということです。
また高井容疑者の当時の預金や関係者の証言などからお金に困っていたとみられるということも警察から話を聞いてます。
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