岸田総理、旧統一教会と後援会長の接点判明も「私自身関係はない」 “もう一歩踏み込んだ”対応取る考え表明｜TBS NEWS DIG
旧統一教会と政治家の関係をめぐる問題で、きょう新たに岸田総理の熊本の後援会長と団体側の接点が判明しました。岸田総理は、国民の不信を払拭するため「もう一段踏み込んだ」対応をとると表明しました。
「熊本岸田会」 中山峰男会長
「岸田総理に迷惑をおかけしたことについては、大変残念に思っているところであります」
きょう、このように語ったのは、岸田総理を支援する後援会のひとつ「熊本岸田会」の中山峰男会長です。
中山会長は、日本と韓国を海底トンネルで結ぶことを目指す旧統一教会の関連団体「日韓トンネル推進熊本県民会議」の議長を2011年から務めていたことを明らかにしました。
「熊本岸田会」 中山峰男会長
「日韓トンネルと（旧）統一教会の関係については、全くないという認識でありました」
中山会長は、自身は旧統一教会の信者ではないとし、きのう議長を辞任したとしました。団体側から政治的な要望を受けたことはないとしています。
熊本の後援会長と旧統一教会との接点が判明したかたちですが、岸田総理は…
岸田総理
「私自身は、知りうる限り、旧統一教会との関係はありません」
改めて団体側との関連を否定したうえで、「彼らの活動を逐一知る立場にはない」などと語りました。さらに…
岸田総理
「自民党総裁としては、もう一段踏み込んだ実効的な体制の整備をはじめ、国民の皆さんの不信を払拭するための方策について幹事長とも協議をし、必要な指示を行っていきたい」
この問題での支持率低下もささやかれる中で、具体的行動によって歯止めをかけることはできるでしょうか。
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