【新型コロナ】「全数把握」見直し “重症化リスク高”のみ報告で調整
新型コロナウイルスの感染者の情報を届け出るいわゆる「全数把握」の見直しについて、政府は、高齢者や重症化リスクが高い感染者にしぼって報告を求める案で調整に入ったことがわかりました。
政府は、新型コロナ感染者の増加による医療現場や保健所の負担軽減策として、現在、すべての感染者の届け出を義務付けている「全数把握」を見直し、高齢者や基礎疾患があるなど重症化リスクが高い感染者にしぼって報告を求める案で調整に入りました。
若い人など重症化リスクの低い人は、年代別の数のみを報告する、などとし、省令改正で、早期の運用を目指します。
一方、一部の医療機関から感染者の報告をうける方法いわゆる「定点把握」への切り替えについては、さらに検討を続けるということです。
政府は、負担軽減策を今後、正式に決定し明日にも発表する見通しです。
(2022年8月23日放送)
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