採れたて野菜を無料配布 直売所の夫婦がコロナ感染も「廃棄するよりは食べて欲しい」1時間で完売 埼玉・南鳩ヶ谷野菜直売所|TBS NEWS DIG

採れたて野菜を無料配布 直売所の夫婦がコロナ感染も「廃棄するよりは食べて欲しい」1時間で完売 埼玉・南鳩ヶ谷野菜直売所|TBS NEWS DIG

採れたて野菜を無料配布 直売所の夫婦がコロナ感染も「廃棄するよりは食べて欲しい」1時間で完売 埼玉・南鳩ヶ谷野菜直売所|TBS NEWS DIG

埼玉県川口市の野菜直売所で採れたての野菜が無料で配布されています。その理由は農家の方が新型コロナウイルスに感染してしまい、野菜の廃棄を防ぐためだといいます。無料ではあるものの、訪れた人からは温かいメッセージも届いていたようです。

川口市の住宅街にできた行列。
埼玉県の「南鳩ヶ谷野菜直売所」では、普段は週に3日、採れたて野菜を販売していますが、この日は無料で配られていました。

半年かけ、丹精こめて作った野菜を、なぜ無料で配ることにしたのか。野菜を育てている夫婦によると・・・。

妻・大島明美さん
「2人が陽性になってしまったので直売所の方は休業せざるを得ないと」

夫婦は8月15日、新型コロナウイルスに感染したといいます。

妻・大島明美さん
「畑の野菜はどんどん大きくなっていってだめになってしまう。私たちが収穫した野菜を、気になさらずに食べていただける方がいらっしゃれば、もらっていただければいいかなと」

夫婦は野菜の廃棄を防ごうと、マスクや手袋をつけ、アルコール消毒をしたうえで、収穫した野菜を無料で配ることを決めました。

この日、並べられたのはナスやピーマンなど旬の野菜、13かご分。

次々と人が集まり、袋いっぱいに野菜を持ち帰っていきます。

Nスタ
「かごに野菜をいれて1時間です。きれいになくなってしまいました」

空っぽになったかごの中に、「お大事に」と書かれた封筒と共に500円玉が入っていました。

妻・大島明美さん
「すごく感動しました。私たちはそんなお金いただくつもりなかったんですけど、お気持ちがすごくありがたいなと思いまして」

夫・大島龍彦さん
「余っちゃうのかなというのが本心だったのですけれども、気になさらないで持って帰っていただいているようで、すごく嬉しいですね」

夫婦は「無料配布をきっかけに自分たちが作る野菜のおいしさを知ってほしい」としていて、25日からは、対面販売を再開する予定です。

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