【2歳男児行方不明】わずか5分でどこへ？ 父が心境明かす
富山県高岡市の自宅から、わずか5分ほどの間にいなくなってしまった2歳の男の子。行方が分からなくなって3日目。早朝から警察や消防による懸命な捜索が続いています。
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22日も日がのぼるころから始められた捜索。
近所の人
「同じ子供の親として不安でしかないです。心配なので早く見つかってほしい」
富山県高岡市で家族と暮らす2歳の高嶋怜音ちゃんの行方が20日から分からなくなっているのです。
怜音ちゃんの父親
「早く帰ってきてほしいというその一言です。早くお帰りと言ってあげたい」
2歳の男の子の身に何があったのでしょうか。
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怜音ちゃんがいなくなったのは20日の午後6時40分ごろでした。
怜音ちゃんの父親
「妻と息子と娘3人で自宅の方におりました。私は外出中で。3人一緒にお風呂に入っていて」
お風呂の後、母親が4歳の長女の髪を乾かしていた5分ほどの間にいなくなっていたといいます。母親が捜したところ、勝手口が開いていたということです。
怜音ちゃんの父親
「すぐに妻が出て、近所の公園を確認したけど、いなかったということで110番して」
この日、高岡市では大雨洪水警報が出され、近くの川や用水路は増水していました。
記者
「自宅の勝手口から出たと思われる玲音ちゃんですが、自宅から50mほどに大きな用水があります。柵などはなく、大人でも危険に感じる用水路です」
警察や消防は、22日までに自宅周辺から市内を流れる川の河口周辺まで範囲を広げて捜索を続けていますが、手がかりは見つかっていないということです。
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怜音ちゃんは、過去にも自力で外に出たことがあったといいます。
父親
「2歳で自分でできることが増えたこともあって、玄関の鍵を自分で開けてみたり、ドアノブを開けて外に出ようと試みたり」
幼児教育の専門家によりますと、2歳児は個人差は大きいものの、好奇心が非常に強い時期だといいます。
幼児教育が専門・東京家政大学 岩立京子教授
「一般的に2歳の話をすれば、非常に賢くなると。大人がやっていることをマネしたがるし、興味を持って、ダメといってもやりがちだと思います。何でも知りたいし、やってみたい」
また、2歳児は運動能力も上がり始める時期で、2～3キロなら歩くことも可能だということです。
水色のパジャマを着て裸足で出掛けたとみられる怜音ちゃん。警察は事故と事件の両面から捜索を進めています。
（2022年8月22日放送「news every.」より）
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