【対向車から“投げつけ”か】助手席には子供も…走行中に“コンクリ片”と衝突
茨城県内で15日、走行中の車に突然、コンクリート片とみられる物体がぶつかりました。ドライブレコーダーを確認すると、何者かが対向車線から物を投げる姿が見えたといいます。当時、助手席には小学生の子供も乗っていたということで、警察は器物損壊などの可能性を視野に捜査しています。
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茨城県境町で15日夜、直線道路を走っていた車のドライブレコーダーが、一部始終を捉えていました。直線道路で対向車線を車が通ったその時…何かがぶつかったような鈍い音が鳴り、衝撃でフロントガラスに大きな亀裂が入ってしまいました。
車内では「何？」「何か落ちてきた」「なんだこれ。何これ」「何が落ちてきたんだ？」と驚いた様子の会話が記録されていました。
ドライブレコーダーの映像をスローで見てみると、前方から白い箱のようなものが飛んできているのが確認できました。お盆で帰省先からの帰宅途中で起きた出来事だったといいます。
一体、何が飛んできたのでしょうか？ 翌日の16日午後、被害を受けた男性に話を聞きました。
被害者
「明らかに石が…ちょっと異様な大きさの石が落ちていた。路肩に1つだけなんですけど、20センチ×10センチ角ぐらいの」
実際に飛んできたという物体の写真が撮影されていました。撮影者は「手のひらよりも大きいこの物体は、コンクリートの塊ではないか」と話します。
ぶつかった衝撃で、車のフロントガラスには大きなヒビが入り、粉状になったガラスの破片が車内に飛び散ったといいます。当時、助手席には小学生の子供も乗っていたということです。
被害者
「（自分の）ケガは、今は目がちょっとおかしいので、これから眼科に行って目を診てもらおうかと。ごわごわするというか、チクチクするというか。かなり細かいガラス片が飛び散ったので…」
運転中に突然、飛んできたという“コンクリートの塊”は、どこから飛んできたのでしょうか？ 家に帰ってドライブレコーダーを確認すると、何者かが対向車線から物を投げる姿が見えたといいます。
被害者
「（対向車線の車から）腕を振り上げて、こうやっているんですけど…恐怖でしかありませんね。こんな物を対向車に投げつけるのは、ちょっと信じられない」
「もう少しタイミングがずれるか、スピードが速かったら、中に入ってきていたんじゃないかな…と。そうすると完全に頭の位置だったので、恐ろしいっていうだけですね…。こんな事件、本当に許されないので、他の被害者が出る前にどうにか捕まえてほしい。それだけです。本当に恐ろしいと思います」
警察は器物損壊などの可能性を視野に捜査しています。
(2022年8月16日放送「news every.」より)
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