【8月17日(水)】前線南下で木曜にかけて警報級大雨か 土砂災害や河川増水など十分注意【近畿地方】
８月１６日（火）の近畿地方は、あちらこちらで雨や雷雨となっています。活動が活発な前線が、これから日本海から南下し、近畿に近づく見込みです。暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、大気の状態が非常に不安定となりそうです。１７日（水）は近畿の広範囲で雨で、一日を通して大きめの丈夫な傘が必要でしょう。雨は強弱を繰り返して断続的に激しく降り、１８日（木）にかけて大雨となるおそれがあります。特に日本海側の地域で、警報級の大雨となる可能性があります。２４時間雨量は滋賀を中心とした近畿中部の多い所で、１７日（水）夕方にかけて１２０ミリ、１８日（木）夕方にかけてさらに１００ミリから１５０ミリの予想です。大阪府でも８月１か月分の雨がたったの１～２日で降るかもしれません。
先月から繰り返し大雨災害が発生する中、大雨となるため、土砂災害や河川の増水・氾濫など、災害の危険度が一気に高まってしまいます。雨が強まれば、川や崖からすぐに離れるようにしてください。また交通機関が乱れる可能性があるため、朝は早めに起きて、交通情報を確認するなど、時間にゆとりを持った行動をとるようお願いします。
１７日（水）の最低気温は２５℃を下回らず各地で熱帯夜。最高気温は３０℃を少し上回るくらいですが、湿度がかなり高い分、熱中症の危険度は前日とさほど変わりません。熱中症にも十分注意しましょう。
１９日（金）からは天気は持ち直しますが２１日（日）までは変わりやすい空模様でしょう。週末も夕立や雷雨の心配があります。
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