中国 尖閣諸島周辺海域含む漁業解禁 “敏感な海域”での操業控えるよう通知も|TBS NEWS DIG
中国では、きょうから沖縄県の尖閣諸島周辺を含む海域の漁業が解禁されます。地元当局は、今年も尖閣周辺とみられる“敏感な海域”での操業を控えるよう指示しています。
中国・福建省ショウ州市の漁港です。このあと日本時間の午後1時、尖閣諸島周辺を含む東シナ海の漁業が解禁されます。
ショウ州市では先月、地元当局が敏感な海域での操業や停泊をしないよう通知を出しています。
2月には尖閣の中国名である「釣魚島」について、「1隻の船も、人1人であっても釣魚島の海域に行くことを許可してはならない」と指示していて、今回の敏感な海域も尖閣周辺を指すとみられます。
漁師
「尖閣は遠いから行くわけがないだろう。台湾海峡には出漁するよ、軍事演習するときは演習エリアに行くなと通知は出ているね」
漁師らは取材に対し、一様に「尖閣は遠いので行かない」と答えています。
6年前には漁業解禁直後に、およそ300隻もの中国漁船が尖閣周辺に出て、一部が領海侵入を繰り返し、緊張が高まりました。
今回のような通知からは、日本との対立をエスカレートさせたくない中国側の意図もうかがえますが、一方で海上保安庁によると、中国海警局の公船は、きょうも3日連続、尖閣周辺の領海に侵入しています。
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