米議員団 台湾“電撃訪問” 蔡総統らと会談へ(2022年8月15日)
台湾情勢が緊迫化するなか、14日、アメリカのエドワード・マーキー上院議員ら5人のアメリカ議員団が台北の空港に到着しました。
■台湾外交部「訪問を心から歓迎」
超党派で結成された5人の議員団は15日、蔡英文総統らと会談するということです。
台湾の外務省にあたる外交部は…。
台湾外交部ホームページから:「中国が地域の緊張を高め続けるなか、アメリカ議会は中国の脅威や脅迫を恐れることなく友情を示し、台湾に対する強力な支持を明らかにした。議員団の訪問を心から歓迎する」
アメリカ議会からは、今月2日にもペロシ下院議長が台湾を訪問していて、中国がその対抗措置として、大規模な軍事演習を台湾周辺で行いました。
ペロシ下院議長に続くアメリカ議員の台湾訪問には、中国のさらなる反発が予想されます。
■駐日大使…関係悪化を望まない
一方、今月4日から続いた中国軍の大規模演習では、日本のEEZ(排他的経済水域)に弾道ミサイル5発が着弾するなど、緊張が高まりました。
こうしたなか、中国の孔鉉佑駐日大使は、“日本との関係悪化を望まない”姿勢を示しました。
孔鉉佑駐日大使(12日の談話):「日本とは関係がなく、日本の利益に影響するものではない」
来月の「日中国交正常化50周年」に向けて、関係の安定化を図る狙いがあるとみられます。
その一方で、孔大使は「日本は両国関係に前向きなことをすべき」と、釘を刺しています。
(「グッド!モーニング」2022年8月15日放送分より)
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