【北朝鮮】金正恩氏「防疫戦争に勝利した」 防疫対策”緩和”へ
北朝鮮の金正恩総書記は、10日に行われた会議で「新型コロナウイルスを撲滅し防疫戦争に勝利した」と宣言しました。
11日、国営の朝鮮中央テレビは金正恩総書記が「流入した新型コロナウイルスを撲滅し、最大非常防疫戦で勝利した」と宣言したと伝えました。先月下旬以降は新たな発熱者はいないとして、防疫対策を緩和するということです。
会議では、妹の与正氏が金総書記について「防疫戦争の日々、高熱にひどく病みながらも自分が最後まで責任を負わなければならない人民たちへの思いで一瞬も横になれなかった」と称えました。
ただ、新型コロナに感染したのかは明らかにしていません。また、与正氏は新型コロナの流入源について、韓国の脱北者団体が飛ばした大型風船だったと主張。行為を続ける場合、韓国当局も「撲滅する」と述べ、「非常に強力な報復を加えなければならない」とけん制しました。
(2022年8月11日放送)
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