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520人犠牲の日航機墜落から37年 実話のミュージカルに「事故を次世代に…」(2022年8月11日)
日航機墜落事故から12日で37年を迎えます。「当たり前の日々の大切さを伝えたい」。事故を次世代に伝え続ける遺族を取材しました。
口ずさみながら舞台を見つめる谷口真知子さん(74)。37年前、夫の正勝さんを事故で亡くしました。
1985年8月12日、乗客乗員524人を乗せた日本航空123便が群馬県上野村の山中に墜落。生存者は4人。520人が犠牲となりました。
出張の帰りだった正勝さんは、大きく揺れる機内で谷口さんに“最後のメッセージ”を残していました。
正勝さん最期のメッセージ:「まち子、子供よろしく」
座席に備え付けられた紙袋に書いた“最後の言葉”をポケットに入れたまま帰らぬ人となりました。
事故で夫を亡くした谷口真知子さん:「『行ってらっしゃい』と言った人に『おかえり』って言えない日が来るよって。だからその日常がいかに大切かってことですよね。普通だと思っていることがすごく奇跡みたいにありがたい」
谷口さんは孫に向けて、実体験を描いた絵本「パパの柿の木」を出版しました。
正勝さんが事故の5年前、息子たちに食べさせたいと、自宅の庭に植えた柿の木。事故からおよそ1カ月が経ったある日、初めて実を付け、家族とともに成長する実話の物語です。
そして今年、“絵本”が“ミュージカル”に姿を変えることになりました。
ミュージカルの舞台で演じるのは、当時の事故を知らない小学生たちです。
子ども時代の次男役を演じる小学6年の有井可歩さん(11)。墜落事故から25年後に生まれました。
次男役・有井可歩さん:「(墜落事故の)話を聞いた時は辛いし、二度と起こってほしくない。本当の当たり前の日々の大切さをお客さんにも伝えたいです」
谷口さんがこのミュージカルで伝えたいこと、それは“何気ない日常の大切さ”です。
「パパの柿の木」作者谷口真知子さん:「命には限りがあるし、私もいつまで元気で出来るか分からないけど、私がいなくなっても(事故のことは)伝わっていくだろうし、そうやって引き継いでくれる人がいるのですごく幸せ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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