北海道・中川町で震度5強 一夜明け復旧作業続く｜TBS NEWS DIG
きょう未明、北海道北部の中川町で震度5強と震度5弱を観測する地震がありました。けが人は確認されていませんが、建物内部の棚が倒れるなどの被害がありました。
最大震度5強を観測した北海道北部の中川町の公民館に来ています。こちらの建物は二度の揺れで、飾られていた賞状が床に落ちたり、額に入れられた写真が落ちてガラスが散乱しています。
最初の地震は午前0時35分ごろ、次の地震はおよそ20分後に発生し、中川町では2回目の地震で震度5強を観測しました。
けさ、町内の住宅を訪れると、たんすが倒れ、割れたガラスの破片が飛び散っていました。
住人男性
「危なかった。もうちょっとでたんすの下敷きになっていたかもしれない」
町内の道路では、路面が盛り上がったり崩れたりする被害が出ました。今もおよそ600メートルが通行止めになっています。スーパーマーケットでは陳列棚の商品が激しく散乱していました。
震度5強の揺れから一夜明け、中川町は片づけと復旧作業に追われています。
気象庁地震火山部 鎌谷紀子 地震津波監視課長
「地震発生後1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください」
一方、気象庁は今後1週間ほどは、震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけています。
また、地震により落石やがけ崩れなどの危険性が高まっているため、大雨警報などが発表されている地域では土砂災害にも警戒が必要です。
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