【異例】甲子園 感染急増で開会式は主将のみ リハから一転…6校は欠席に(2022年8月6日)

【異例】甲子園 感染急増で開会式は主将のみ リハから一転…6校は欠席に(2022年8月6日)

【異例】甲子園 感染急増で開会式は主将のみ リハから一転…6校は欠席に(2022年8月6日)

 新型コロナウイルスの感染者が急増するなか、高校野球、夏の甲子園大会が開幕しました。感染対策として、開会式は主将だけが参加する異例の形となりました。

 東北の三大祭りの一つ「秋田竿燈(かんとう)まつり」。6日は、いくつもの提灯をつるした長い竿を上げ、技を競いました。と、その時。ハプニングも祭りのだいご味。3年ぶりの開催に会場は熱気に包まれました。

 ただ、いつも通りとはいかないことも。感染対策のため、観覧席は例年の8割に。祭りを盛り上げていた掛け声も…。今年はスピーカーの音声で我慢です。

 各地で夏のイベントが行われるなか、感染者の数は依然、高い水準のままです。

 6日、東京で新たに確認された感染者は3万970人。重症者は5日から1人減って37人。病床使用率は57.7%です。

 こうしたなか、高校球児の晴れの舞台は異例の事態に…。夏の甲子園の開会式。先導する女子生徒の後ろには、なんと選手1人だけ。さらに、一部の学校は選手不在です。5日のリハーサルでは、出場校の選手がそろって行進していましたがいったい、何があったのでしょうか。

 実は、大会直前になって集団感染が起きるなどしたため、6校が開会式を欠席。感染予防のため急きょ、入場行進は主将のみとする措置が取られたのです。

 横浜(神奈川)・玉城陽希主将:「全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います」「チームメイトの分までしっかり自分が堂々と行進して、選手宣誓をして代わりにやってやろうと」

 一方、スタンドにはコロナ前のにぎわいが戻ってきました。運営側は観客にマスクの着用や大声禁止などを求めたほか、チケットは売り場の密を避けるため、全席指定でネット販売されました。

 3年ぶりに観客が見守るなか、球児の熱い夏が幕を開けました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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