線状降水帯で東北に稀な大雨 川が氾濫・冠水・土砂災害(2022年8月3日)

線状降水帯で東北に稀な大雨 川が氾濫・冠水・土砂災害(2022年8月3日)

線状降水帯で東北に稀な大雨 川が氾濫・冠水・土砂災害(2022年8月3日)

 3日は東北地方などで線状降水帯が相次いで発生し、各地で深刻な被害で出ました。4日連続の猛暑日となった東京でも突然、ゲリラ雷雨となりました。

 猛暑に疲れていた列島。景色は一変しました。

 東京・六本木は激しい雷雨となりました。

 横殴りの雨が吹き付けた秋田。東北は朝から雨と風に見舞われました。

 川は橋すれすれまで増水しています。

 避難した女性(83):「明け方どーって降っていましたけどね。一生に一回くらいですね。いやー本当、生まれて初めてです」

 一時、避難指示が出されましたが、午後2時すぎに解除されました。

 1時間に48.5ミリの雨を記録した大舘市。

 午前11時40分、川は氾濫。辺りの住宅街にも水が押し寄せ、人々は排水作業に追われていました。

 東北では珍しい大雨に86歳の女性も驚きを隠せません。

 浸水した家の女性:「ちょうどここまで上がったんだ。もう一気に水が流れてきて、いや…本当に」

 3日朝、線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」が出された秋田県と青森県。

 青森県外ケ浜町。町を流れる小さな川は濁流と化しました。

 流された木々により、町の景色は一変していました。

 住民:「泥が全部で、ほとんどこれから大変」

 青森県平川市では崖崩れや川が増水。21市町村に避難指示が出されました。

 東北ではあまりなかった大雨に、早めに避難した人も多くいました。

 避難した人:「すごいなと思って、初めての量だと思ってびっくりした。今までなら降ってもそんな時間、長く降らないから避難するほどでもなかったけど」

 青森県の新幹線の駅も冠水。一時、利用できなくなりました。

 周辺の道路が陥没しました。

 午後になって雨雲は南にも発生。

 福島県も強い雨が降り出しました。

 3日夜にかけて北陸や関東を中心に局地的に激しい雨の恐れがあり、落雷や道路の冠水、河川の増水に警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事