「ピカピカの1年生の気持ち」きょう臨時国会召集 旧統一教会めぐる問題など岸田政権は課題山積み｜TBS NEWS DIG
先月の参議院選挙を受け、臨時国会が召集されました。参院選では大勝した岸田政権ですが、旧統一教会の問題などで逆風が吹いています。
きょう召集された臨時国会。
立憲民主党 辻元清美参院議員
「参議院は1年生ですので、ピカピカの1年生の気持ちで、初登校したときと同じような気持ちです」
れいわ新選組 水道橋博士参院議員
「本当に生真面目にやりたいと思っていますから。何もパフォーマンスなどないので、汗をかくのは本当にこれからだと思っています」
参院選で大勝した自民党からも新人議員が続々と登院しました。
自民党新人 生稲晃子参院議員
「きょうは緊張で何も口に入れることができませんでした。身の引き締まる思いでいます」
しかし、岸田政権にとって頭の痛い問題も…
吉川赳衆議院議員
「今後の裁判との関連も含めて、ごめんなさい、ちょっとコメントは差し控えます」
女子学生との飲酒疑惑で自民党を離党した吉川赳衆議院議員。ブログで疑惑を否定し、週刊誌側を訴える方針を明らかにしたものの、きょうもカメラの前での説明は行おうとしません。
吉川赳衆議院議員
「（Q．報道について事実でない点があれば、どういう点でしょうか）それも裁判で今後明らかになってくると思います。（Q．このまま説明しないと国民の理解、いつまでも得られないと思いますけれども）・・・・・・」
一方、旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合をめぐる問題も収束の気配はありません。
自民党新人 臼井正一参院議員
「地方議会議員のときに、地方議会の集まりみたいなのがあって、その団体のですね、そこには出席したことがあります。（今後は）これはもう出席しないと思います」
自民党新人 星北斗参院議員
「支援と言いますか、集会に出たことはあります。選挙期間中です。旧統一教会という認識ではなく、私は家庭連合といって、非常に家庭のことを大事にしている宗教だというふうに聞いておりました」
今回の参院選で教団の関連団体から支援を受けていた井上議員も取材に応じました。井上氏は第一次安倍政権の総理秘書官です。
自民党 井上義行参院議員
「（Q．統一教会の関係なんですが、安倍元総理はどの程度関連しているんですか）安倍元総理との関係は私は分からないですね。（Q．安倍元総理とそういった話をしたことは）ないですね。（Q．一度もない？）はい」
井上氏が集会に出席したのは、「世界平和連合」という教団の関連団体ですが、井上氏は教団とは別組織だと認識していたと説明します。
自民党 井上義行参院議員
「（Q．現在、世界平和連合については、問題あると認識していますか）問題がどこにあるかということなんですけど、団体についてはそういうふうに感じなかったです。（Q．被害者もいると思うが、今現在どのようにお考えか）その部分と、あの団体の部分は違うような気がします」
井上氏は団体との今後の関係ついては「党と相談したい」として、決別するとは明言しませんでした。
一方、NHK党のガーシー参院議員はきょうの本会議を欠席しました。ガーシー氏はアラブ首長国連邦に滞在中で、国会に提出した海外渡航の届け出も認められないままとなっています。
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