沖縄など3県で「まん延防止」適用 感染拡大の市内は(2022年1月9日)

沖縄など3県で「まん延防止」適用 感染拡大の市内は(2022年1月9日)

沖縄など3県で「まん延防止」適用 感染拡大の市内は(2022年1月9日)

 8日、およそ4カ月ぶりに1200人以上の新型コロナウイルスの感染が確認された東京都では、9日、新たに1223人の感染が確認されました。

 重症の患者は前の日と変わらず4人となっています。

 同じく、感染が急拡大している沖縄県では、8日、過去最多となる1759人でしたが、9日も8日に次いで過去2番目に多い1533人の感染が確認されました。2日連続で1500人を超える高い水準です。

 重症者の数は前の日から1人増え18人になりました。

 感染者が増えるなか、懸念される東京都と沖縄の病床使用率はご覧の通りです。

 そして9日、「まん延防止等重点措置」が適用された沖縄などでも成人式が行われました。

 沖縄県豊見城市の成人式。参加者は全員、抗原検査を受けてからの入場になりました。

 市内では8日、スタッフから陽性者が出て中止になった会場も。

 その沖縄も含め、広島、山口の3県で9日からまん延防止等重点措置が適用。

 過去最多619人の新規感染者が出た広島県では、広島城など一部の施設が臨時休館となりました。

 9日、1533人の新規感染者が出た沖縄県。本来なら、観光客でにぎわう国際通りも閉店しているお店も多く、行列の先にあったのは、無料のPCR検査場でした。

 土産物店の店員:「これ以上、広げないという意味では早めに対策する方がいいのかなと。売り上げ的には厳しいですけど」

 まん延防止等重点措置を泣く泣く受け入れる声がある一方、8日は夜の街に繰り出す人も。

 仕事で沖縄にいる人:「きょうが最後なので(まん延防止適用で)あすからは、もう行けなくなくなりますので」

 奈良県から来た観光客:「(Q.9日、1700人ぐらい(新規感染者が)出て)800人に1人くらいか?沖縄県にしたらね。なかなか『800人の1人』に会うのは難しいですよ」

 そんななか、沖縄県浦添市の学童保育に話を聞くと、早くも運営が逼迫(ひっぱく)した状態になっているといいます。

 わくわく学童クラブ・松本直人代表:「子どもたちだったり、保護者も数名(感染者が)出ています。支援員だけでも4名。ほぼ『オミクロン株』ですね。4名とも『オミクロン株』と言われています」

 感染者が急増するにつれ、保護者の感染などで問い合わせの声が殺到。

 わくわく学童クラブ・松本直人代表:「『何時まで開けて頂けますか?』とか、あと、お弁当ですね。学校では給食が停止になるので『学童で提供することは可能ですか?』とか」

 感染には細心の注意を払うスタッフですが・・・。

 わくわく学童クラブ・松本直人代表:「病院も今ほぼ受け入れられない状態だったり、PCR検査も1、2日待たないと検査すらできないという状況ですね」

 検査が十分に受けられない現状に自分の家族を守るため、家には帰らず車で寝泊まりしているスタッフもいるそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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