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「見た目にあらわれない」“軽度”の発達障害に苦しむ弟のため…世界の舞台で発達障害の理解を訴える女子高校生|TBS NEWS DIG
シリーズ「現場から、」です。静岡県藤枝市に住む17歳の女子高校生が現在、アメリカで開かれているコンテストに出場しています。その舞台で彼女が訴えようとしていることと、その理由とは?
高校2年生の鈴木陽菜さん17歳。陽菜さんは、2月に行われた「ミス・ティーンインターナショナル2022」の日本大会でグランプリに選ばれました。
このコンテストは、社会貢献活動に取り組む10代の若者を支援するもので、スピーチ審査では社会に対して自分が訴えたいことを表現します。
鈴木陽菜さん(17)
「普通に生まれたかった。グレーゾーン(ごく軽度な発達障害)の弟は言い、母は泣きました。私が世界でグランプリをとったら、発達障害について理解を求める活動をします。同じ環境の親子を救い、無限大の可能性を伝えるためです」
陽菜さんの弟、大夢さん14歳です。大夢さんは小学4年生の時に、軽度の発達障害と診断を受けました。
鈴木陽菜さん(17)
「私もつらかった。弟が、こんなに苦しんで部屋にこもり、外に出られない状況を見て苦しかった。軽度、グレーの発達障害は見た目に表れない。ちょっとできないことがあると『何でできないんだ』と叱られたり。軽度の発達障害の人にとっては、やってもできないことも多くあって根性論でなんとかなる問題ではない」
弟 大夢さん(14)
「発達障害で苦しんでいる子たち、不登校の子たちは、たくさんいると思う。お姉ちゃんに発信してもらえてうれしい」
お母さんも、娘の活動を応援しています。
母 仁美さん
「やっぱり苦労も多かったので。本人も困っていることも、もちろん、一生懸命向き合っている母親も周囲から理解されないと、精神的なバランスがとれなくて大変な思いをしている。行動してくれることが、うれしい」
障害のある子どもたちが通う、放課後等デイサービスです。陽菜さんは高校入学後、弟の大夢さんの事を理解しようと、この場所でボランティアを続けています。
鈴木陽菜さん(17)
「みんな素直でいい子だし、かわいいし本当に大好きです。ここで学んだことを、世界で発信していけたらと思う」
「私たちの世代から変えていくのが大事だと思っている。今、若い世代を変えることによって、これから多様性について理解できる社会をつくっていくと思う」
それぞれの個性を受け入れる社会であってほしい。陽菜さんは、家族から学んだ大切なことを世界の舞台で伝えます。
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