捕虜収容所攻撃でウクライナ兵50人以上死亡 ウクライナとロシアが国連に調査要請(2022年7月31日)
ウクライナ東部の親ロシア派支配地域で捕虜収容所が攻撃され、50人以上が死亡したことを受けて、ウクライナとロシア両国が経緯を調査する専門家を現地へ派遣するよう国連などに要請しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、東部ドネツク州にあるウクライナ兵捕虜の収容施設で爆発が起き、50人以上が死亡したと発表し、国際社会に対しロシアをテロ国家に認定するよう訴えました。
ウクライナ側は「ロシア軍が捕虜の拷問や処刑を隠そうとしてやった」と主張する一方、ロシア国防省は「攻撃はウクライナ軍が行った」と主張し、非難の応酬となっています。
ウクライナ国防省は29日、経緯を明らかにするため、国連と赤十字に専門家の調査を要請したと明らかにしました。
また、ロシア国防省も31日、「客観的な調査を行うため、国連と赤十字に要請した」と発表しています。
ロシア国営のノーボスチ通信によりますと、収容されていた捕虜は南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所にいたウクライナ兵らだということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
コメントを書く