「金は五輪と関係ない」渦中の組織委元理事 金銭授受問題…AOKI前会長も“家宅捜索”(2022年7月28日)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会元理事の金銭授受問題で、東京地検特捜部が相次いで家宅捜索を行った。渦中の高橋治之元理事は取材に対し、「受け取ったお金はオリンピックとは関係のない正当な報酬」と主張している。
■AOKI前会長宅でも…受託収賄の疑いで捜査
東京都庁の34階に、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の清算法人がある。27日午前、この場所に家宅捜索が入った。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事・高橋氏が、スポンサーのAOKIホールディングスから金銭を受け取っていた問題で、東京地検特捜部は連日、関係先を家宅捜索している。
家宅捜索は、AOKIホールディングス・青木拡憲前会長の自宅でも行われた。
関係者によると、紳士服大手・AOKIホールディングスは2017年秋ごろ、高橋元理事が代表を務めるコンサルタント会社「コモンズ」と契約を結び、月100万円程度、総額およそ4500万円を支払ったという。
翌年、AOKIホールディングスはスポンサー契約を結び、オリンピックエンブレム入りのスーツなど、公式ライセンス商品を販売した。
これに関して、東京地検特捜部は、受託収賄の疑いで捜査を行っている。
■元理事「金は五輪と関係ない正当な報酬」
関係者によると、青木前会長は特捜部の任意聴取に対し、金銭の授受は認めているという。
AOKIホールディングス・青木拡憲前会長:「人としての力に期待した」
一方の高橋元理事は取材に対し、オリンピックとは関係のない正当な報酬だとしている。
高橋治之元理事:「コンサルタント契約は、AOKI側から持ち掛けられ、受け取ったお金は、オリンピックとは関係のない正当な報酬だ」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2022年7月28日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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