【サル痘】78か国で1万8000人以上の感染確認 多くは性的な接触が原因も…WHO
WHO(=世界保健機関)のテドロス事務局長は27日、感染の拡大が続く「サル痘」について、これまでに78か国で1万8000人以上の感染が確認されたと明らかにしました。
WHOはサル痘について今月23日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
その後も感染者は増え続けていて、27日、WHOは78か国で1万8000人以上が感染し、5人が死亡したと発表しました。このうちの70%がヨーロッパ、25%がアメリカで確認されたということです。
また、多くの感染者は性的な接触が原因ですが、ハグやキスといった接触、あるいはタオルや寝具を通じて感染することもあるとしています。
その上で、こうしたウイルスに晒(さら)されるリスクを減らせば流行は阻止できるとして、対策の強化を呼びかけました。
(2022年7月28日放送)
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