【FRB”大幅利上げ”】パウエル議長「ペース緩めることが適切となる可能性が高い」
アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は27日、先月に続き0.75パーセントの大幅利上げを決定しました。
FRBは27日、金融政策を決定する会合を開き、先月に続き通常の3倍となる0.75パーセントの大幅利上げを決めました。記録的なインフレを抑え込むため大幅な利上げを継続させた形です。
FRBは3月にゼロ金利政策を解除して以降、会合のたびに利上げを実施していますが、6月の消費者物価指数は、およそ40年半ぶりの高水準を記録するなど、インフレに歯止めがかからない状況が続いています。
市場では、急速な利上げによって、アメリカ経済が近く景気後退に陥るという懸念が根強く、今後の利上げのペースが注目されています。
会合後の会見でパウエル議長は、今後も継続的な利上げが必要であるとの認識を示した一方、「利上げペースは緩めることが適切となる可能性が高い」と述べました。
(2022年7月28日放送「Oha!4」より)
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