「従うしかなかった」ロ軍に連行後脱出の16歳少年(2022年4月22日)
マリウポリからロシア軍に連行され、自力でザポリージャまで逃げた16歳の少年が、ANNの取材に応じました。
ロシア軍に連行されたコンスタンチンさん：「マリウポリの街は包囲されていて街から出るには、（親ロシア派が実効支配する）ドネツク人民共和国に行く以外には不可能でした。従う以外の選択肢は存在しませんでした」
コンスタンチンさんは先月末、祖父の家に避難していたところをロシア軍に包囲され連行されました。
「ドネツク人民共和国」には、「フィルターキャンプ」と呼ばれるロシア内務省の出先機関があり、身元の確認作業が行われました。
ロシア軍に連行されたコンスタンチンさん：「身体調査のほか、携帯電話もしっかりチェックされます。指紋と写真もとられます」
連行された市民は基本的に難民としてロシア国内に移送されました。
ロシアは先月、ウクライナに住むおよそ10万人を国内に移送させる計画を公表しています。
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