17人殺傷事件の動機はネット掲示板の“嫌がらせ” 秋葉原無差別殺傷事件・加藤智大死刑囚の死刑執行 接見重ねた編集者「とても残念」|TBS NEWS DIG

17人殺傷事件の動機はネット掲示板の“嫌がらせ” 秋葉原無差別殺傷事件・加藤智大死刑囚の死刑執行 接見重ねた編集者「とても残念」|TBS NEWS DIG

17人殺傷事件の動機はネット掲示板の“嫌がらせ” 秋葉原無差別殺傷事件・加藤智大死刑囚の死刑執行 接見重ねた編集者「とても残念」|TBS NEWS DIG

2008年6月。休日、東京・秋葉原の歩行者天国を一変させた「秋葉原連続殺傷事件」。

当時25歳だった加藤智大死刑囚は、2トントラックで交差点に突っ込み横断者をはねると、道行く人を次々とナイフで刺しました。

男女7人が死亡、10人が重軽傷を負う通り魔事件でした。

古川禎久法務大臣
「社会にも大きな衝撃を与えた、誠に痛ましい事件です。突然の凶行により命を奪われた被害者はもちろんのこと、ご遺族の方々にとっても無念この上ない事件だと思います」

法務省は26日午前、2015年に死刑が確定していた加藤死刑囚の死刑執行を発表しました。

古川大臣は「世論の多数が、極めて悪質、凶悪な犯罪については死刑もやむを得ないと考えている」と述べています。

インターネットの掲示板で犯行予告をしていた加藤死刑囚。裁判で語った犯行動機は、その掲示板でうけた嫌がらせでした。

加藤死刑囚裁判での証言
「『自分の帰る場所』になっていたインターネットの掲示板が『あらし』や『なりすまし』で奪われた。事件を起こしたと知ってもらい、嫌がらせをやめてほしかった」

事件は社会にも暗い影を落としました。

事件の翌月、東京・八王子市のショッピングセンターで1人が殺害された通り魔事件や、2010年に広島市の自動車工場で12人が死傷した通り魔事件ではいずれも裁判で、秋葉原の事件の影響が指摘されました。

拘置所で加藤死刑囚と接見を重ねた編集者は…。

批評社 佐藤英之編集長
「突然の死刑執行で、閉ざされてしまったっていうのは、とても残念なことだと思ってます。やっぱり、考え直すっていうふうにしなかったら、何もならないなっていう気はするんですけどね」

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