大人数での飲み会は今週末まで・・・東京の感染922人で対策強化へ(2022年1月7日)
東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は922人でした。900人を超えるのは、4カ月ぶりのことです。
千葉県は6日より60人増え171人、埼玉県は214人、神奈川県は251人となりました。
1都3県の知事による会議が7日夜に行われました。
埼玉県・大野知事:「実行再生産数が2.89。第5波のときの約1.5倍の速さで感染が急速に拡大している」
東京都・小池知事:「オミクロン株の疑いを調べると全体の7割近くにすでに達している」
神奈川県・黒岩知事:「デルタ株の陰性の患者も我々はオミクロン株とみなして対応していく策を取る」
東京医科歯科大学病院は、オミクロン株に感染した患者も受け入れている新型コロナ治療の中核病院の一つになります。
東京医科歯科大学病院呼吸器内科・本多隆行医師:「日常の業務が終わるくらいに東京都の感染者数の発表があって、『あすは何人くらい来るのかな』みたいな感じで帰途につく。そんな毎日」
治療や研究を進めているなかで、わかってきたこともあります。
東京医科歯科大学ウイルス制御学分野・武内寛明准教授:「経口薬の“モルヌピラビル”の処方が開始され、その後、しばらく経過観察をしたところ、肺炎像が少し見えてきた。“中等症II”というグレードに若干、病状が進んだので、酸素が必要とされる形になった。基礎疾患を持っている高齢者にとっては、オミクロン株への感染は、今までの変異株への感染に対する重症化リスクと同等のリスクを持つ可能性がある」
東京医科歯科大学では、オミクロン株の亜種が発見されています。今後、同じオミクロン株でも、どの系統のオミクロン株が流行するかで、医療現場の負担が変わってくるかもしれません。
東京医科歯科大学ウイルス制御学分野・武内寛明准教授:「重症化リスクというのが、どういった形で出てくるのか。日本国内でのウイルスの特徴と、臨床症状への影響というのは、冷静に見極めていかなければいけない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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