【鬼怒川水害】国の責任一部認め約3900万円の賠償命じる判決
国の責任を一部認めました。
2015年、茨城県常総市で鬼怒川が氾濫し、浸水の被害に見舞われた住民およそ30人が国の河川の管理責任が不十分だったなどとして損害賠償を求めた裁判で、水戸地裁は一部の住民の訴えを認め、国にあわせて3900万円あまりの賠償を命じる判決を言い渡しました。
判決は、自然堤防の役割を果たしていた砂丘が掘削され低くなっていたことを指摘し、「国は掘削されないよう河川区域に指定するべき義務があったが怠った」などとして国の責任を一部認めました。
(2022年7月22日放送)
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