【新型コロナ】専門家「テレワークやリモート会議をいま一度」
新型コロナウイルスの感染状況などを分析する厚生労働省の専門家会議は、すべての都道府県で感染者が増加していて、「最大限の警戒感を持って注視していく必要がある」と報告しました。
国立感染症研究所・脇田所長「全国的にこれまでで最も高い感染レベル。医療提供体制への影響を含め、 最大限の警戒感を持って注視をしていく必要がある」
専門家会議は、全国の感染者の今週先週比は1.73で、すべての都道府県で急速な増加が続いており、今後、第6波を大きく超え過去最高を更新する地域が増えると予測されると報告しました。
また、病床使用率は、大都市などで上昇傾向にあり、医療従事者の感染が増加し、医療提供体制への負荷が懸念されると指摘しました。
会議ではオミクロン株のBA.5が全国的に9割を超え、ほぼ置き換わったと報告されました。
専門家は、基本的な感染対策と、感染リスクの高い場面を避ける取り組みが重要で、テレワークやリモート会議をいま一度推進する必要があると指摘しました。
(2022年7月21日放送)
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