【中継】熊本・人吉市 前回の豪雨被害から2年 球磨川の状況に不安募る(2022年7月19日)

【中継】熊本・人吉市 前回の豪雨被害から2年 球磨川の状況に不安募る(2022年7月19日)

【中継】熊本・人吉市 前回の豪雨被害から2年 球磨川の状況に不安募る(2022年7月19日)

 2年前にも豪雨被害に見舞われた熊本県人吉市から報告です。

 (佐々木快アナウンサー報告)
 2年前に豪雨で被災した人吉市の旅館です。浸水被害に遭いましたが、その当時の浸水の高さを伝えるパネルがあります。

 4.5メートルほど浸水したということです。

 その当時の被害の状況というのは甚大なものでした。

 付近を流れる球磨川から濁流が流れ込み、この旅館の大切な机、畳、それから1階の天井がはがれ落ちるほどの勢いで水が流れ込んできたといいます。泥のかき出し作業には3カ月、そして復旧には2年かかりました。

 そうしたなかで今回の雨です。この旅館の女将は何度も目の前に広がる球磨川の様子を確認しに来ていました。

 18日午後17時現在の外の様子はといいますと、雨は小康状態です。

 球磨川の流れが非常に速くなっているのが分かります。

 正午すぎに降りだした1時間に36ミリを観測する雨によって流れがさらに速くなってきています。茶色く濁っているのも分かります。

 こうした状況のなかで旅館の女将は2年前の豪雨の時にも同じように雨が弱まった時でも水位が一気に上がる時があったそうです。

 ですから、雨が小康状態でも水位が高まる状態には警戒を続けていくということでした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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