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“ウィズコロナ”の3連休…イベントで医師が感染対策指導(2022年7月18日)
新型コロナウイルスの感染者が急増するなか、3連休で検査数が減っていることもあり、18日は、過去最多の感染者数となった都道府県は神奈川県だけでした。
ただ、これまで2度の夏を振り返ると、7月の連休明けから感染者が急増しています。おととしは連休の2週間後、去年は4週間後に、その時点での過去最多を記録しました。発症までの期間が短いBA.5なら、より急な勢いで増加する恐れがあります。
発熱外来を行うクリニックでは、午前9時に200人分の整理券がなくなってしまいました。3連休に訪れた患者の陽性率は7割と、経験したことのない割合になっています。
東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「問い合わせがあったときに、お断りせざるをえない状況。受け入れられない方が発生してしまって心苦しさを感じている」
第7波は、重症化する人が少ないとはいえ、クリニックでの負担は一向に減っていません。
東京ビジネスクリニック・内藤祥医師:「制度は2年前と変わらず、現場の医療機関はどんどん疲弊していく。仕組みを現状に合ったものへ改善してほしいのが私どもの要望」
今週にも、全国で多くの子どもたちが夏休みに入ります。イベント盛りだくさんの夏をどう過ごすか。大勢の人が集まる場所でも、感染の広がりを最小限にとどめようとする試みが始まっています。
3年ぶりの開催となる東京・三鷹市の『みたか商工まつり』。70軒もの屋台が立ち並びます。
三鷹商工会・岩崎守利会長:「商工団体なので、地域の経済新興をどう担っていくか考えた場合、市内のさまざまなイベントに影響を与えるイベントだと認識。無謀なことはするつもりは全然ない」
そこで感染対策を監修してもらうために、専門医の水野医師を招きました。感染リスクの高い飲食スペースで採用したのは、立食形式です。
三鷹市感染症対策アドバイザー・水野泰孝医師:「椅子を取っ払った理由は、かなり人が多いので、飲食スペースで椅子を待つために人が集まる可能性があった。出来るだけ短い時間で食事などをしていただく」
気になるところは、祭りの最中でもどんどん改善していきます。前日まで設置していたテントとついたても撤去してしまいました。
三鷹市感染症対策アドバイザー・水野泰孝医師:「テントの内部で空気が停滞する恐れを感じたので、全部、外した」
入場規制を行って、大声を出さないというルールのもと、無事、終了と思っていたら、ショーが終った途端、大勢の観客が一斉に出口へと流れ始めました。この状況に、水野医師はすぐに改善策を示します。
三鷹市感染症対策アドバイザー・水野泰孝医師:「実際の人の動きは、現場に来てみないとわからないので、いかに感染が広がりやすい環境を少なくしながら、イベントを遂行していくか。これが“ウィズコロナ”の在り方だと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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