沖縄・広島・山口に「まん延防止」 岸田政権初の適用へ
新型コロナのオミクロン株の急拡大を受け、沖縄、広島、山口の３県が政府に対し、「まん延防止等重点措置」の適用を要請しました。まもなく、政府は関係閣僚会議を開き、適用の方針を決定する見通しです。
沖縄県 玉城デニー 知事
「沖縄県をまん延防止等重点措置区域として指定するよう国に要請することを決定いたしました」
６日、新型コロナの新規感染者数が９８１人と過去最多を更新した沖縄県。
広島県 湯崎英彦 知事
「まさに想像を絶するような感染拡大のスピードで、過去最大の感染状況になるのは間違いない」
沖縄県の他、広島県やクラスターが発生したアメリカ軍の基地を抱える山口県でもオミクロン株の感染が拡大していて、沖縄、広島、山口の３県が重点措置の適用を政府に要請しました。
松野博一 官房長官
「知事と緊密に連携しながら、専門家の評価もよく聞いた上で、政府として速やかに検討を行ってまいりたい」
一連の手続きを経て、７日、正式に決定する見通しで、決定されれば岸田政権になって初めての適用となります。
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（06日17:30）
