【安倍元首相銃撃】山上容疑者「安倍元総理を付け回して岡山に行った」
奈良市で安倍元総理が銃で撃たれ死亡した事件で、逮捕された男は「最初は爆弾での事件も計画していた。安倍元総理を付け回して岡山に行った」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
山上徹也容疑者は、8日、安倍元総理を手製の銃で撃ち、殺害しようとしたとして現行犯逮捕され、10日、殺人の疑いで送検されました。
警察によりますと、山上容疑者の自宅からは、犯行で使われた銃と似た構造の銃が5丁押収されているほか、車からは、複数の銃弾の痕のような穴がある木の板が見つかっていて、山上容疑者はこの板について、「試し撃ちをした」と話しています。
また、「最初は爆弾での事件も計画していた。安倍元総理を付け回して岡山に行った」という趣旨の供述をしているということです。
一方、山上容疑者の高校時代の同級生は、当時の印象について明るい子だったと話しました。
山上容疑者の高校の同級生「進学校にいる真面目な学生の一人。クラスの中で印象に残るタイプではないが、応援団に入っていて、一生懸命練習している人という感じ」
山上容疑者は警察の調べに対し、犯行に至る動機として、「母親が宗教団体にのめり込み、多額の寄付をするなどして家庭生活がめちゃくちゃになった」などと話していて、警察は、さらに詳しい経緯を調べています。
(2022年7月10日放送「news zero」より)
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