【中継】女子中学生2人刺される 43歳男「殺そうと思って刺した」
7日朝、宮城県仙台市の路上で、女子中学生２人が包丁で刺される事件があり、現場付近で43歳の男が逮捕されました。
女子中学生2人が切りつけられたのは、殺人未遂の疑いで逮捕された無職・尾張裕之容疑者（43）のすぐ目の前のバス停あたりだということです。その後、女子中学生は道路をわたって走って逃げましたが、尾張容疑者はさらに追いかけて、ふたたび切りつけたということです。
近隣の方によりますと、女子中学生のうちの1人は坂を100メートルほど下ったところにある一軒家の敷地内に倒れていたそうで、刺されたあと、走って逃げたとみられています。
このあたりは小学校や中学校の通学路にもなっていて、この地域の防犯協会の会長に話を聞くと、「今まで何十年もやっていて、このような事件は起きたことがない」と話していました。
また、近隣の方も「朝からけたたましい救急車のサイレンの音にびっくりした」「まさかこんなところで」と、驚いている人が多くいました。
尾張容疑者は犯行後、自宅に逃走したとみられていて、その後、現行犯逮捕されましたが、警察の調べに対して「背中を刺したことは間違いない。殺そうと思って刺した」と話しているということです。
また、自宅から犯行に使ったとみられる包丁が見つかったということで、警察は犯行の動機など詳しく調べています。
(2022年7月7日放送「news every.」より)
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