【不起訴】百貨店屋上からブロック“投げ落とし”…逮捕の男性 奈良地検
去年12月、奈良県橿原市の百貨店の屋上からコンクリート製のブロックなどを投げ落としたとして逮捕された36歳の男性について、奈良地方検察庁は不起訴にしました。
不起訴になったのは、大阪・八尾市に住む36歳の男性です。男性は去年12月、奈良県橿原市の「近鉄百貨店橿原店」の屋上から、店の前の道路にコンクリートブロックとレンガを投げ落とし、通りかかった人を殺害しようとした疑いで逮捕されました。
コンクリートブロックの重さは約3キロありましたが、人には当たらず、ケガをした人はいませんでした。
検察は刑事責任を問えるかどうか判断するため、精神鑑定を行うなど詳しく調べていましたが、嫌疑不十分で不起訴にしました。
不起訴の理由について、奈良地方検察庁は「公判維持に足りる事実関係にない」としています。
（2022年7月1日放送）
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