「ノウハウ基づき利益害する」IR誘致の『行政文書を非公開』男性が大阪府・市を提訴(2022年7月1日)

「ノウハウ基づき利益害する」IR誘致の『行政文書を非公開』男性が大阪府・市を提訴(2022年7月1日)

「ノウハウ基づき利益害する」IR誘致の『行政文書を非公開』男性が大阪府・市を提訴(2022年7月1日)

大阪府と市が誘致を目指すIR(カジノを含む統合型リゾート)に関する行政文書を非公開とされたのは違法だとして決定を取り消すよう求め、6月30日に東京都の男性が府と市を提訴しました。

 訴えによりますと、東京都の男性は今年2月にIR事業者と大阪市のやり取りや事業者から提出された書類などを市に対し情報公開請求しました。

 しかし市は文書が「事業者のノウハウに基づくもので正当な利益を害するおそれがある」などとして全部非公開としたということです。

 男性は大阪府にも同様の情報公開請求をしたところ一部非公開とされたため、30日に府と市に対し非公開決定を取り消すよう求めて訴えを起こしました。

 (原告の男性)
 「内部でどのような検討プロセスがあったのか。こんな理由で不開示にされたなら市民の権利が守られる状況にない」

 市は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。

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