関東甲信などで梅雨明け 各地で観測史上“最短の梅雨”|TBS NEWS DIG

関東甲信などで梅雨明け 各地で観測史上“最短の梅雨”|TBS NEWS DIG

関東甲信などで梅雨明け 各地で観測史上“最短の梅雨”|TBS NEWS DIG

気象庁はきょう、九州南部、東海、関東甲信の梅雨明けを発表しました。平年と比べ、九州南部は18日、東海と関東甲信は22日も早い異例の梅雨明けです。また、6月としては異例の猛暑も続いています。

気象庁はきょう、九州南部、東海、関東甲信の梅雨明けを発表しました。平年と比べ、九州南部は18日、東海と関東甲信は22日も早い異例の梅雨明け。特に関東甲信地方は、1951年に観測を開始して以来、最も早い梅雨明けです。

また、梅雨入りしていた期間は、関東甲信で21日間九州南部では16日間、東海地方では13日間で、いずれも観測史上最も短くなりました。

街の人
「梅雨始まったなって思ったら、すぐ終わった感じでした」
「まだ6月だよねっていう感じがしていて」
「もう暑いです。水にドバって入りたいです」

6月としては異例の猛暑も続いています。

記者
「扇風機を持って涼んでる方もいっらっしゃいます。大変暑そうです。」

九州南部、東海、関東甲信できょう、発表された梅雨明け。

スカイツリーからほど近い東京・墨田区の公園では、水遊びをする親子連れの姿が多く見られました。

公園を訪れた人
「暑いし水遊びしようと思って。ちゃんと水遊びでこういうところに来たのは今年初めてです。熱中症が心配で、出かける時は保冷剤持っていく」

東京都心では35度以上を超える「猛暑日」がきょうで3日連続。これは、6月としては観測史上初めてのことです。

全国でも、きょうは、914の観測地点のうち、69地点で猛暑日となりました。

きょう、全国で最も高い気温を観測したのは栃木県・佐野市。39.8℃は、2年前の8月に並び、佐野市での観測史上最高気温です。

7月をまえに各地で暑さが本格化するなか、気象庁は体が暑さに十分に慣れていない中で熱中症のリスクが高まるとして、緊急の呼びかけを行いました。

気象庁異常気象情報センター 楳田貴郁所長
「(北日本から東日本まで)目先1週間2週間は、過去のこの時期の統計と比べて上位10パーセントに当たるような高温が予想されます。この時期としてはかなり高い気温が続く見込みで、熱中症への注意をくれぐれもお願いいたします」

熱中症の患者が増え、救急の体制もひっ迫しています。東京消防庁によりますときょう午前11時15分時点で、都内の救急車の出動率は、95%を超えました。

熱中症の疑いで搬送された人の数が午後3時現在都内で80人に上っている影響によるもので、東京消防庁は通常の体制に非常用の救急車30台を追加し運用していますが、通報を受けてから救急車が到着するまでに時間を要する場合があるということです。

東日本、西日本では夏の高気圧の勢力が強く、あすも青空が広がり、各地で猛烈な暑さが続く見込みです。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://ift.tt/FcNZMVx

▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1

▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://ift.tt/RpLn3fU

▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://ift.tt/BOQ3PlG

TBS NEWSカテゴリの最新記事