「紛失した兵庫・尼崎市民46万人分の個人情報入りUSB」 大阪・吹田市で見つかる｜TBS NEWS DIG
兵庫県尼崎市で全市民46万人分の個人情報が入ったUSBメモリが紛失した問題で、情報が入ったUSBメモリが見つかったことがわかりました。
尼崎市から業務委託を受けた業者
「（USBメモリが）発見されたとの連絡が本人よりありました。ご心配をおかけしていることを深くおわび申し上げます」
尼崎市から業務委託を受けていた業者は会見を開き、関係会社の40代の男性社員が今月21日に紛失していた全市民およそ46万人分の個人情報が保存されたUSBメモリが発見されたと発表しました。男性社員は当時飲食店で酒を飲み、帰宅途中に路上で寝てしまい、USBメモリーを入れた鞄とともに紛失したことに気づいたということです。
尼崎市から業務委託を受けた業者
「本人が眠り込んでしまった場所については、大変申し訳ないのですが、本人の記憶もあいまいな部分があるので、この辺くらいしかわかっていません」
委託業者によりますと、24日朝からUSBメモリーを紛失した男性社員と警察官およそ30人で飲食店付近で捜索を行ったところ、午前11時半ごろに飲食店から1キロほど離れた大阪府吹田市のマンションの敷地内でカバンとともにUSBメモリが見つかったということです。マンションは男性社員の自宅ではないということです。
尼崎市から業務委託を受けた業者
「パスワードがかけられていたのですが、それが変更されているということはなかった」
委託業者は現時点でUSBメモリーが第三者にわたった可能性は低いとみているということですが、闇サイトに個人情報が出ていないかなど監視しているとしています。
尼崎市民
「見つからなかったら怖いですよね」
「デリバリーとかたくさん届いたらどうしようかと」
「どこ行ったかわからないよりは安心しました」
尼崎市長は・・・
尼崎市 稲村和美 市長
「職員一人ひとりの意識、リテラシーの向上ということが喫緊の課題」
内部での研修や専門家などで構成する第三者の検証を行い、再発防止に努めたいと話しました。
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